【転職コラム】転職理由2018/9/14

厚生労働省が発表している「雇用動向調査」によると、全国の退職者数は1年を通して718万人にも及んでいます。
日本の労働人口が約6,600万人ですから、働いている人の10人に1人が1年間の内に退職する計算です。
もっと突っ込むと1日で約2万人、1時間当たり820人が何らかの事情や理由で退職しています。

これらの人はどのような理由で退職に至ったのでしょうか?
同調査で明らかになった退職理由を、それぞれ紹介していきましょう。


■退職理由

・労働時間・休日の労働条件が悪い
20代・40代前半で最も多い退職理由です。
入社する前によく調べ、防ぎたいミスマッチです。

・収入が少ない
世代を超えて誰もが抱える問題ですが、50代前半の男性では断トツの最多理由です。
年齢を重ねるにつれて収入と働き方に悩む人は増えるようです。

・会社の将来が不安
30代後半の男性では最多の原因のようです。

・職場の人間関係
10代の男性では3割をこえており断トツの原因のようです。
年齢が高くなるにつれて減少傾向にあり、若い世代ならではの理由といえます。
全体的に女性の方が多い傾向があります。

・仕事の内容に興味がもてない
なぜ入社したのでしょうか? 完全なるミスマッチです。

・能力・個性・資産を生かせない
自信の求める仕事ができないフラストレーションが退職につながるようです。

厚生労働省が発表した退職理由をみると大半がネガティブな理由です。
ネガティブな仕事のモチベーションが下がり、さらには生産効率も落ちてしまいます。
これは、本人にとっても会社にとっても良くはありません。
転職することでこういった問題が解決でき、将来の道が開けるといった強固な気持ちがあるならば、転職をおすすめします。
しかし、現状の問題を軽視したままにすれば、転職先でも同じ不満に悩まされる可能性があるので、
退職を検討するときは理由をきちんと見定めるようにしましょう。


■自分の姿勢を見直すことが大切

転職で失敗してしまうのは、必ずしも会社だけの問題ではなく、自分に落ち度や改善すべき点があるケースも少なくありません。
ちょっと立ち止まって振り返ってみましょう。
たとえば「今の会社ではもう学ぶことがない」のではなく「自分に学ぶ姿勢が足りないだけかもしれない」などです。

現在の職場で働いている中で、自分に改善できる点がないか、次の職場に行く事で本当にその不満が解消されるのかを
再度見直してから転職活動を行なえば、失敗も少なくなるのではないでしょうか。